2026年9月28日

アスベスト事前調査は誰ができる?|資格・書面調査・現地調査のポイント

アスベスト事前調査について調べると、「誰でも調査できるの?」という疑問が出てきます。

建築物の事前調査については、現在は一定の資格を持つ者が調査を行う必要があります。

この記事のポイント
・建築物の事前調査は一定の資格を持つ者が実施
・書面調査と目視調査を組み合わせて確認
・判断できない建材は分析または含有とみなして対応

アスベスト事前調査は誰でもできるわけではない

厚生労働省は、建築物について2023年10月1日以降着工の工事から有資格者による事前調査が必要と案内しています。工作物についても2026年1月から資格要件が適用されています。

建築物の調査者資格

建築物の事前調査を行う者として、特定建築物石綿含有建材調査者、一般建築物石綿含有建材調査者、一戸建て等石綿含有建材調査者などが示されています。

一戸建て等石綿含有建材調査者には調査できる範囲の制限があるため、建物用途に合った資格者が担当する必要があります。

まず書面調査を行う

設計図書、仕様書、建材の商品情報などを確認し、使用されている建材や施工年代を調べます。図面が残っていない場合でも、それだけで調査ができないわけではなく、現地調査と組み合わせて確認します。

現地で目視調査を行う

書面だけでは分からない部分を現地で確認します。外壁、屋根、軒天、内装、設備周辺など、解体・改修の対象範囲に使用されている建材を確認します。

判断できない建材はどうするか

書面と目視で石綿含有の有無を判断できない場合は、建材を採取して分析調査を行う方法があります。分析を行わず石綿含有とみなして必要な措置をとる方法もあります。

どの方法を選ぶかによって工事費や工程が変わるため、見積り時に確認しましょう。

依頼するときに確認したいこと

  • 誰が調査するか
  • 保有資格
  • 書面調査・現地調査の範囲
  • 分析費用
  • 結果説明の方法
  • 報告が必要な工事か
  • 石綿含有時の見積り方法

公式情報も確認する

厚生労働省 石綿総合情報ポータル「解体業者」

よくある質問

家の所有者本人が調査してもいいですか?

建築物の事前調査には資格要件があります。施工会社へ調査者の資格を確認してください。

図面がないと調査できませんか?

図面がなくても現地調査等で確認しますが、判断できない建材は分析等が必要になる場合があります。

まとめ

解体工事は、建物の大きさだけでなく、構造、道路、重機、残置物、外構、周辺環境など多くの条件によって工事内容が変わります。見積り金額だけで判断せず、現地調査の段階で希望する工事範囲と不明点を確認しておくことが大切です。

株式会社フクブルでは、徳島県内の住宅・空き家・倉庫などの解体工事についてご相談を承っています。まだ工事内容が決まっていない段階でも、現地の状況を確認しながら必要な工事をご説明します。

あわせて読みたい関連記事

アスベスト事前調査全体の流れはこちらです。

解体工事のアスベスト事前調査とは?|費用・流れ・確認したいポイント

古い家の解体はこちらです。

古い家を解体する前に確認したいこと|アスベスト・残置物・追加費用

解体工事を依頼する前のポイントはこちらです。

徳島で解体工事を依頼する前に確認したい6つのポイント|業者選び・見積り・契約の注意点

施工実績はこちらです。

徳島県内の解体工事の施工実績を見る