2026年9月28日
解体工事のアスベスト事前調査とは?|費用・流れ・確認したいポイント
住宅や空き家の解体工事を検討していると、「アスベストの調査が必要です」と説明を受けることがあります。
建築物の解体・改修工事では、工事前に石綿(アスベスト)の使用の有無を確認する事前調査が必要です。
・建築物の解体・改修工事では事前調査が必要
・建築物の解体部分80㎡以上は事前調査結果の報告対象
・調査費・分析費・含有時の撤去費を分けて確認
アスベスト事前調査とは
アスベスト事前調査は、解体・改修する建築物や工作物に石綿を含む建材が使用されているかを工事前に確認する調査です。書面や現地で建材を確認し、判断できない場合は分析を行うことがあります。
厚生労働省の石綿総合情報ポータルでは、建築物や工作物の解体・改修工事を行う際に、法令に基づく事前調査が必要と案内されています。
80㎡未満でも事前調査は必要
80㎡は、建築物の解体工事における事前調査結果の報告対象となる基準の一つです。建築物の解体・改修工事そのものについては、規模にかかわらず事前調査が必要です。
80㎡以上の建築物解体は結果報告の対象
建築物の解体部分の床面積の合計が80㎡以上の場合、石綿の有無にかかわらず事前調査結果の報告対象になります。
厚生労働省 石綿総合情報ポータル「石綿事前調査結果報告システム」
調査の基本的な流れ
まず設計図書や建材情報などを確認し、その後現地で実際の建材を確認します。書面や目視で石綿含有の有無を判断できない場合は、建材を採取して分析する方法があります。
調査結果は工事方法や見積りに影響するため、工事直前ではなく早めに確認しておくことが大切です。
どのような建材に含まれる可能性があるか
建物の年代や仕様によって異なりますが、屋根材、外壁材、軒天、内装材、耐火被覆、配管周辺の材料などさまざまな建材が調査対象になります。
見た目だけで入っていないと判断することはできません。
アスベストが確認された場合
石綿含有建材が確認された場合は、建材の種類や状態に応じた方法で除去・処分する必要があります。そのため通常の解体より作業工程や費用が増える場合があります。
調査費と、含有時の撤去・処分費は別に考えて見積り内容を確認しましょう。
見積りで確認する項目
- 事前調査費
- 分析が必要な場合の費用
- 調査者の資格
- 結果報告の対応
- 含有時の除去費
- 廃材処分
- 工期への影響
よくある質問
アスベストがなければ調査費だけですか?
分析の有無など調査方法によって費用は変わります。見積り時に確認してください。
80㎡未満なら報告は不要ですか?
80㎡以上は報告対象の一つですが、80㎡未満でも事前調査自体は必要です。
まとめ
解体工事は、建物の大きさだけでなく、構造、道路、重機、残置物、外構、周辺環境など多くの条件によって工事内容が変わります。見積り金額だけで判断せず、現地調査の段階で希望する工事範囲と不明点を確認しておくことが大切です。
株式会社フクブルでは、徳島県内の住宅・空き家・倉庫などの解体工事についてご相談を承っています。まだ工事内容が決まっていない段階でも、現地の状況を確認しながら必要な工事をご説明します。
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